看護師:就職 資格

看護師

病気やケガなどで病院へ行くと、必ずお世話になるのが看護師さんです。
白衣を着て、優しくテキパキと働く姿に、子どもの頃に「看護婦さんになりたいな」と憧れた女性もいるのではないでしょうか。

看護師の業務は多忙であることは知られていますが、看護師資格を取得し、就職を希望している人は少なくありません。
最近では男性も看護師として就職する人が増えつつあると聞きます。

具体的な仕事としては、患者の検温や血圧などのバイタル測定、薬の管理、健康診断、施設外での診療補助、施設内の衛生管理などがあります。
また病院や診療所に限らず、社会福祉施設からの需要も増加するなど、在宅ケアの需要の高まりから訪問看護師として活躍する人も増えています。
臨機応変な対応と柔軟な姿勢が求められる仕事です。

このように看護師は、広い分野においてさまざまな立場の人々の健康保持に努める役割を担っています。
仕事に対する情熱はもちろんのこと、体力が求められる仕事です。
看護師の勤務の厳しさはよく知られていますが、労働条件などは少しずつ改善されてきているようです。
また、キャリアによって収入アップが期待できる仕事です。

看護師の資格を取得するには、高校を卒業した後、文部科学大臣指定の学校あるいは厚生労働大臣指定の養成所に3〜4年間通い、国家試験を受けます。
その国家試験の合格率は、毎年100パーセントに近い結果が出ているそうです。
高齢化社会が進む中で看護師のニーズはますます高まっており、看護師の資格を持っていれば就職口に困ることは少ないでしょう。