簿記検定:就職 資格

簿記検定

簿記検定は高校生や大学生の受験者も多く、取得者数も多い資格です。
有名なのは日商簿記で、日本商工会議所が主催している定番資格です。
簿記検定試験では、初歩的な商業簿記の4級から会計指導者クラスの1級までの段階があり、能力に応じて受験できます。
4級、3級は入門編で、実務で求められるのは2級以上となっています。
特に企業内で管理職を目指すときに、就職や転職に有利なのは1級です。
2級に合格するためには予備校などを利用して6ヶ月ほどの学習が必要で、1級合格を目指すならさらに6ヶ月ほどの勉強が必要になってきます。
簿記検定は、需要の高さもさることながら、受験勉強にかかる費用もリーズナブルであり、取得を目指す人にとって優良な資格と言えるでしょう。

ここであらためて簿記とはどんな仕事なのかを説明します。
簿記とは、生産・販売・人事管理などの企業内での経営活動を数値で捉えてデータ化する仕事です。
これは会社経営の成績表とも呼ばれ、営利活動を行なう上で欠かせないものです。
簿記は、それを読めるだけでビジネス全般に活躍の場が見つかるため、経理部門に就職した人やキャリアアップを目指すならぜひ取得しておきたい資格です。
また就職に簿記検定資格を活かしたいのであれば、さらにパソコンの知識を持って使いこなせるようにしておくとよいでしょう。
最近では経理をパソコン処理している会社が多いため、パソコンを扱えるかどうかもポイントになってきます。

リンク集